ザ・ノンフィクション
84歳のはっちゃんが500円で食べ放題の食堂を経営
毎日が赤字だけど、
人に受けた恩を私も、という想いから続けてきた
けど
そんな大人気食堂にもコロナの影響が・・・。
500円で食べ放題の食堂
群馬の桐生市 おふくろの味が売りの食堂で
なんと食べ放題500円!!
店主は 「はっちゃん」
田村はつゑさん(85歳)
ご飯・赤飯におかずは筑前煮・カレイの煮つけなど15種類以上も並ぶ
しかも子供は無料でいいというから驚く
この日も1日16500円の売り上げ、赤字だそうです。
月8万円の赤字、補填は年金から出すという
お金はあったまらんけど人の心はあったまる・・・。
泣けてくる・・。生甲斐なんだな~
食堂22年ずっと一人で続けてきた。
日本一周での恩人
子育ても終わったときはっちゃん、バイクで日本一周の旅に出た。
その時に福岡で恩人と出会う、宿がないとき家に泊めてくれた
そのやさしさ。
はっちゃんは平仮名しか書けない、恩人の名前も住所も書きとめることが
出来なかった、覚えているのは「マンセイ」という言葉?名前?
23年前の想いをたどってはっちゃんは
福岡の出会いのガソリンスタンドへ
「マンセイ」ではなく「満生・マンショウ」と読むらしい
そして涙の対面。
「優しさが心に残っているんです」
良い話だな~時代だよな・・・
人気者
はっちゃん周りには人がいっぱい
差し入れを入れる人
毎日話にくる人
新聞を読んでくれる人
がはっちゃんの周りには大勢いる
コロナの影響
はっちゃんの店にも新型コロナウイルスの影響が・・・。
店を閉めて2か月、問い合わせの電話が鳴る
お客さんが来なくなればさすがに苦しい
「やめてもいいかな」
元気がないはっちゃん
自分ためには料理はしない、住宅のガスも止めており
スーパーで買う総菜を食べて生活している
はっちゃんの生きがいが絶たれてしまったようです。
はっちゃん食堂のファン
となり県にもはっちゃんのファンがいて
写真を飾り拝んでいるという
子供のころの境遇が似ているんですね
コロナによってお店にも行けない
人と人が触れ合わない、
人を助けなくなる世の中になるよと
はっちゃんは嘆く
お店の再開
はっちゃんが動きだした
お店の掃除をして崩れ落ちた天井の補修を撮影スタッフにたのむ
そして、
一週間後、食堂の再開を決めた。
ひらがなだけの張り紙、しみる~
84歳のはっちゃんがバイクでスーパーに買い出し
いつもの半分だけを仕入れる
仕込みを始めようとしたが
はっちゃんの手が止まった
不安なのです・・・。
2020年6月15日 店を2か月半ぶりに再開する。
16品の料理を用意したはっちゃん
・・・・。
お客さんは来てくれました。
食器洗いも手伝いながら
みんなに笑顔が戻りました。
ところがはっちゃんに笑顔は見られない
「もう、これでおしまいだ」
いっぱい来たお客さんも通常時の半分、料理も残ってしまった
その後も5人と少ないお客さん
おかずが多く残る
近所にいる糖尿病のお友達におすそ分け
自粛あけ
7月自粛があけた
焼き肉50人前を用意したはっちゃん
少しやけになっていたのかな・・・
そんなとき
九州から
福岡からはっちゃんの恩人「満生」さんが食堂に現れた
娘が東京に住んでいるという満生さんが
娘さんと一緒に食堂に来店
話しを聞いていた常連さんもみんな感動
落ち込んでいたはっちゃんに笑顔が戻った
満生さんと
5年後また会おうと約束したし・・・。
はっちゃん、マスクはしてね✨
見えないウイルスと闘うには
最低な防御をしないとね。お店がクラスターになったら
全てパーになっちゃうよ😢#ザ・ノンフィクション— 123 バジル (@kobinata12) August 2, 2020
はっちゃん、マスクしないのね
移すかも!
移されるかも!
なのでマスクして欲しいですね
高齢者だし#ザ・ノンフィクション— まさきのたぬき (@junkamasaki) August 2, 2020
ほのぼのとした良いお話でした。
こんな良い話でもSNSでは
マスクしないとダメだなどはっちゃんに厳しい意見も上がる
いろんな意味で怖いなコロナ
ザ・ノンフィクション
2020年8月2日:日曜日
14時00分~14時55分
語り:黒木華
演出:武田晋助
チーフプロデューサー: 西村陽次郎
プロデューサー:緒方夏子
エンディング・テーマ曲
サンサーラ
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